日大付属生向け講座

日芸 学校推薦型(日大付属校)対策

 

日本大学の付属高校・中等教育学校の生徒を対象とした推薦入試制度です。
なお日本大学芸術学部の付属推薦入試の場合は日芸で独自に実施する専門試験・実技・面接も受験しなければなりません。

 

付属推薦だからと言って楽ということはありません。特別選抜方式は実技・専門試験・面接で合否が決まる入試なので当然厳しい入試ですが、基礎学力選抜方式で基礎学力試験の成績が良くても日芸で実施する実技・専門試験・面接の評価が良くないと不合格になってしまう入試です。

 

日大付属推薦の基礎学力選抜と特別選抜の違い

 

基礎学力選抜推薦 基礎学力到達度テストの結果に基づく推薦 日芸独自に課す実技・専門・面接試験有り
特別選抜推薦 学部アドミッションポリシーに基づく推薦 日芸独自に課す実技・専門・面接試験有り

〈補足〉
基礎学力選抜にはセレクションという審査があり、セレクションに残れないと日芸試験会場に行くことは出来ません。また更にセレクションに通過しても日芸独自に課す実技・専門・面接試験をパスする必要があります。

 

基礎学力選抜と特別選抜の関係

 

基礎学力選抜の第一回セレクションで落ちた場合には特別選抜で出願できます。
注意点としては、基礎学力選抜のセレクションに通過した人ではなく
「第一回セレクションに落ちた場合には」特別選抜で出願できるということです。
つまり「まずは基礎学力選抜方式での受験をめざし、セレクションで落ちたら特別選抜方式で受験」ということになります。

 

基礎学力選抜概要

 

基礎学力選抜推薦について
概要 基礎学力到達度テストの結果に基づく推薦
推薦要件 基礎学力到達度テスト標準化得点による順位の制限「全体の8割以上」
2014年までは日統一テスト標準化得点4教科合計200点以上(放送220以上)と、
真ん中より上でないと出願できませんでしたが、2015年からの基礎学力選抜推薦では
上記の基礎学力到達度テスト標準化得点による順位の制限「全体の8割以上」となりました。
ただしセレクションという審査があります。そしてこのセレクション通過ラインが高かったのです。
各学科コースはほぼ軒並み200点前後でセレクション通過でした。
つまり出願基準の8割ギリギリではセレクション通過できませんので正直出願基準の8割は意味がありません。
セレクション セレクションとは基礎学力到達度テストの成績をもとにして
日本大学が推薦候補者を選抜する制度のことです。
セレクションでは標準化得点の高い者から学部学科に選抜されていきます。
このセレクションに残れなければ、成績基準が8割内であっても日芸受験できません。
そしてこのセレクション通過ラインが高く各学科コースはほぼ軒並み200点前後でセレクション通過でした。
つまり基礎学力選抜で受験する場合このセレクション最低通過成績をクリアーする成績が必要になります。
正直なところ出願基準の8割内という数字には何の意味もないものです(それではセレクション通過できないため)。
日芸独自の試験 日芸独自に課す実技・専門・面接試験有り。
基礎学力選抜推薦の方が募集人数が多い上に、セレクションという事前審査があるので、
競争率的に楽になると言っても日芸独自に課す実技・専門・面接試験が駄目なら落ちます。
その実例は把握しており特に演技コースは競争率が厳しいので演技実技が駄目なら不合格になっています。

 

基礎学力選抜方式で受験するために必要なセレクション(足切り)通過ライン(下限点)

*受講相談にお越し頂いた方には参考情報をお見せしております

 

付属推薦入試結果(基礎学力選抜方式・特別選抜方式)

《注意》
基礎学力選抜の競争率はセレクション通過した者に対して更に日芸独自で実施する試験の競争率です。
つまりセレクションで落ちた者は基礎学力選抜の志願者数には含まれていません。放送学科などはセレクション段階で半数が落とされています。

 

*画像をクリックしてご確認ください

《2020年度入試(2019年秋実施)結果》


《2019年度入試(2018年秋実施)結果》


《2018年度入試(2017年秋実施)結果》


 

基礎学力選抜と特別選抜の募集人数

 

学科 基礎学力選抜推薦での募集人数 特別選抜推薦での募集人数
放送学科 24名 6名
写真学科 7名 3名
映画学科 24名 9名
演劇学科 18名 7名
文芸学科 18名 2名
美術学科 3名 2名
デザイン学科 9名 6名
音楽学科 7名 3名

基礎学力選抜と特別選抜の日芸で課される実技専門試験について

  • 基礎学力選抜推薦で受験しても特別選抜推薦で受験しても、日芸で課される実技・専門・面接試験の内容はまったく同じです。
  • 試験日が同じ日の日大付属推薦、校友子女入試の演技等実技系コースの入試は同じ内容の実技・面接試験です。
  • 試験日が同じ日の日大付属推薦、校友子女入試の作文小論系コースの入試は題目は異なりますが形式は同じ形式・面接試験です。
  • 複数の入試方式を同じ課題に組み込んで試験実施しています。

 

日大付属推薦と校友子女入試の関係

*試験日が同じ入試方式では併願は出来ません(どれか1つの入試方式でしか受験できません)。

【2022年】

日程 入試方式
11/20(日) 学校推薦型選抜公募制、日大付属高校推薦入試
12/12(日) 校友子女入試、編入転部試験、帰国子女入試、外国人留学生試験

【2021年】

日程 入試方式
11/23(火・祝) 学校推薦型選抜公募制、日大付属高校推薦入試
12/12(日) 校友子女入試、編入転部試験、帰国子女入試、外国人留学生試験

【2020年】

日程 入試方式
11/22(日) 学校推薦型選抜公募制、日大付属高校推薦入試
12/13(日) 校友子女入試、編入転部試験、帰国子女入試、外国人留学生試験

【2019年】

日程 入試方式
11/10(日) 日大付属高校推薦入試、校友子女入試、編入転部試験
11/24(日) 一般推薦入試、帰国子女入試、外国人留学生試験

【2018年】

日程 入試方式
11/11(日) 日大付属高校推薦入試、校友子女入試、編入転部試験
11/25(日) 一般推薦入試、帰国子女入試、外国人留学生試験
  • 試験日が同じ日の入試方式は併願できません。

 

日芸日大付属推薦入試対策講座

日芸日大付属推薦入試で日芸独自に課される実技試験・専門試験・面接試験の形式・内容は、学校推薦(公募制)入試の試験内容や一般入試の専門試験の試験内容と同一形式です。よって、日芸日大付属推薦入試にむけての対策は同時期におこなわれる校友子女入試・学校推薦(公募制)入試・外国人留学生試験・編入転部試験と同内容で対策指導をおこなうことになります。

 

{ 対策指導内容 }

  • 基礎学力選抜対策講座(英語、国語、社会など *あおい予備校と共催)
  • 映画学科 当日課題対策
  • 演劇学科 当日課題対策
  • 文芸学科 当日課題対策
  • 写真学科 当日課題対策
  • 映画演技・演劇演技対策 演技実技
  • 面接試験対策(模擬面接)