はじめに





日芸が求めていることは、その人の中身&期待値のチェックですので、形式だけをひたすら練習してもあまり意味のないことです。


日芸の面接は、その人が自分のやりたいことを自分の言葉で、その人なりの視点・発想で、きちん理由をともない、相手にイメージしやすい形で伝えられることができれば良いのです。


それプラスその人のキャラクター、その人の放つ空気です。本人の良いキャラクターが自然と醸し出されればそれで良いのです。


発想力・コミュニケーション能力・期待値を含めたキャラクターを見る場としての面接試験が日芸の面接試験です。

 はじめの2分〜3分が大事です





本人は僅か数分程度でその人の何がわかるんだと思うでしょうが、実際の入試では面接は5〜10分程度です。じっくりと1時間くらい話して、その人の人となりをじっくり見るという時間はありません。


つまり、入試では時間をかけて話すと“この子いい子だよね”って気づかれるタイプは向かないのです。入試に向くタイプは”はじめて会った時の感触がいい子”の方が良い評価を得られます。

では、5分〜10分の面接においてはどうかというと終わりの1〜2分で急に良い評価に逆転するということはありません。


最初の2〜3分の質問で、この子いい子だよねというスタンスではじまり、そのままの印象を持たせたまま終わるか、最初はいい子だと思ったけど、考えてないしダメだねって5〜10分持たせることができずに終わるかのどちらかだと思います。


つまり、例えどうでもいいような受験生の気持ちをほぐすような世間話であっても、相手の顔を見て、心地良い反応でコミュニケーションしてください。それが大事なことです。

 笑顔は伝染します





人の表情は、目の前にいる人の表情と相関関係があります。


話している人が好意を持って、本当に楽しそうに話していると、聞いている側もそれにつられ笑顔になってきます。


笑顔は伝染します。これは科学的に証明されていることです。


つまり、面接官が最後までブスッとしていたら、それはあなたの話している時の表情や内容がそうさせているのです。


最初はブスッとしていても、あなたが、あなたらしさを自然に醸し出し、内容をきちんと伴って、場を楽しみながら、自由に・のびのびと話していれば(そういう時の表情は自然に目がキラキラ輝き、強い意志を放っています)、そのうちに面接官はあなたにつられて、絶対に笑顔になります。


女の子は、はじめて会った中年のおじさんに対してもニコッと・明るく・元気よく・好奇心の強い目=いきいきした目で・自分のやりたいことを具体的な提案(オリジナリティー溢れる発想)をもって話してください。


つまり、自分のやりたいことを自分の言葉で具体的に答えられ、明るく目をキラキラさせて楽しそうに話していただければOKです。


楽しそうに話す人との会話は聞いている側も自然と楽しくなります。つまり、その人の世界に引き込まれます。


楽しんでいる人の目はキラキラ輝いて、生き生きしています。そして、のびのびとしています。


男の子がニコッとは変なので、男の子は明るく元気よく自分のやりたいことを具体的な提案(オリジナリティー溢れる発想)をもって話してください。


男の子には注意して欲しいのですが、モゴモゴ籠った感じで話していては良い評価は得づらいです。


 自信をもって、楽しんでください





合格ラインに乗る考え・発想・表現力があり『この子合格させてもいいよね』というレベルであれば(自分の考えを、自分の言葉で、聞き手にイメージしやすい形で伝えられるようさえしてくれれば)、最終的には、その人の持つキャラクター(コミュニケーション能力も含む)が大切になってきます。


自信を持てない人(自信をなくしてしまった人)、楽しめていない人の目には力がなく、目が泳いでいます。そういう状態から発せられる言葉には人を惹き付ける「力」が表れてこないため、結果良い評価につながりづらいです。


一方、自信を持っている人(それが例え根拠のない自信であっても)・楽しめている人の目は、目に力があり、目がイキイキしており、目がキラキラ輝いています。そう言う人が発する言葉には「力」があり、聞いていて惹かれてきます。


明るく楽しそうに(内容を伴って)話している人との会話は聞いている側(面接官)が自然とその人の世界に引き込まれていきます。


ですから
最終的(直前=入試前日~当日)には“根拠のない自信”はとても大切です。


そして
当日のコミュニケーション(面接)を楽しんでください。


自由にのびのびと楽しめれば、自然と結果はついてきます。

 学校・塾の先生に模擬面接をしてもらう場合





学校・塾等で模擬面接を受ける場合は、事前に先生に記入済みの面接票、AO入試の場合は自己紹介アンケート&エントリーシート、映画学科の推薦入試の場合は証明作品等を事前に提出して模擬面接を受けてください。


その人がどんなことをやりたいのか、何を考えているのかによって質問が変わるわけですから、上記の資料がないと学校・塾の先生も面接のしようがないはずです。


むしろ、それを必要としない(学校・塾の先生がそれを求めない)場合の面接は、形式を繰り返し練習をするだけの面接の可能性が高く、それでは日芸の面接にむけてとしてはあまり意味がないです。

 説明義務は受験生側にあります





日芸の先生は「どうして?」「なんで?」が好きです。


どうして?という質問に対して、それが言えないと面接をくぐりぬけるのは厳しいと思います。


これは別に難しいことではなく、好きな作品について、どうして好きなのか・どんなことを感じて・どんなことを思ったのかを、相手にイメージし易い形で(自分の言葉で)言えれば良いだけです。


自分のつくる作品については、具体的にどういうものをつくりたいのか、なぜこのようにしたのか(工夫した点は)、テーマは何を伝えたいのか、を言えるようになれば良いです。


どうしてなのかを相手にイメージし易い形で言えてください。「説明義務は受験生側にあり」ます。


入試は試験ですから、試験官に家庭での態度のような「理解してくれよ」というスタンスでは当然不合格です。


どうして?に対して「なんとなく~」では、態度によっては「君の適当さがよくわかったよ」というような最悪な言葉を吐かれて「さようなら」になります。


※君の適当さがよくわかったよという言葉は実際に言われている子が存在します。

 これまで日芸受験.COMの模擬面接でOKを出したレベル





自分のやりたいことを、自分の言葉で・相手がイメージしやすい形で具体的に・自由にのびのびと・楽しそうに・ポンポンと反応よくコミュニケーションがとれるように・楽しそうに・話せて(会話して)いるかどうか。


機転が利いて・応用が利いて・発想がおもしろく・それが表現でき・瞬発力があって・どんな状況下でも、自分でどうにかできるかどうかで判断します。


模擬面接では入試本番を完全再現することは出来ません。


ですから、どんな状況でもこの子は自分でどうにかできる子だなと思えれば、それで大丈夫だよと伝えてました。


言いたいことを考えていない子は、何度模擬面接をやっても意味がありません。自分の頭で考え、聞き手にイメージしやすいように自分の思いを伝えられるようになってください。

 話す内容について





何を言ったらプラス何点、何を言ったらマイナス何点ということではありません。もちろん日芸でできないことをやりたいと言うのは駄目ですが


日芸の面接は正しい答えを求めている訳ではありませんので、正しい答えを、こう言った方がウケがいいかなぁと考えて話そうと意識する必要はありません。


どんなことに興味があって・どんなことを感じていて・どんなことをやりたいのかを、その人との会話から感じたいだけです。


そして、その人のキャラクター・空気感・個性を知りたいだけです。


本当に、自由に・のびのびと・自分のやりたいことを・自分の言葉で話していただけば良いだけです。


楽しそうに話す人との会話は聞いている側も自然と楽しくなります。つまり、その人の世界に引き込まれます。


ですので、素の皆さんのキャラクターがそのまま出るよう・表現できるよう、本番では自由に・のびのびと・楽しそうに・自分のやりたいことを・自分の言葉で話してください。


そうすれば、自然と話している時の目がイキイキとし、目に意思があり、表情は豊かになっていて、自然と楽しそうに話しています。


そういう風に話している人との会話は聞いている側(面接官)が自然とその人の世界に引き込まれていきます。


つまり、自分の枠をはめず・話し方も気にする必要はありませんので、自由に・のびのびと、自分の感じたこと・考えていることを話していただければ、それでOKです。


それにつきると思います。

 話し方について





あまりにも酷くコミュニケーション能力に問題ありとみなされるようなレベルではなければ、話し方についてはまったく気にする必要はありません。


問題ありとは、下向いたまま相手の目を見ることなく・モゴモゴ小さな声で・会話の流れとまったく関係なしに一方的に・明らかに丸暗記で話さなければ、友達しゃべりでも身振り手振りが混じっても、全く問題ありません。


むしろ身振り手振りが自然とあるくらいの方が、本当にこの人の素から出てることを話してるんだろうなぁというのが伝わって良いかもしれません。


試験当日、自分の話し方を気にすることによって、何もしゃべれなくなってしまってはまったく意味のないことです。


日芸において面接試験も大事なものではあるのですが、深刻に考える必要はなく、要はどんなことをやりたいのかを、自分の言葉で・相手がイメージしやすい形で具体的に・自由に・のびのびと・楽しそうに・ポンポンと反応よくコミュニケーションがとれるように(楽しそうに)話せて(会話して)いただければ良いだけです。


上記の流れの中で、その人の考えている内容・レベル・キャラクター等々から、その人が欲しいタイプの人なのか否かをチェックしているだけです。


典型的な面接試験イメージ的な内容のもの(やらされている感があるもの)では、良い評価は得辛いです。


人に言われないと動きだせないタイプの人だなぁ(自分から動き出せない人だなぁ)という印象を面接官に持たれるようでは、高い評価は得られないと思います。

 やってほしくないこと





質問に対して「はい」「いいえ」という返事だけで終わらないようにしてください。


面接官に、その人の良さを引き出してもらわないと良さが伝わらないというのは駄目です。


大人に対して斜に構えて接しても・本人はそれが粋だと思うかもしれませんが、プラスの印象はまったく生まれません。


丸暗記も絶対にやめてください。


丸暗記し、それを引き出しながら答えるという手法では日芸の面接では通用しません。そのような手法から出てくる言葉は自分の言葉として聞こえません。作られた言葉としてしか聞こえません。


丸暗記型はコミュニケーション能力に問題ありと思われてしまう確率の方が高いです。


なお、丸暗記もやめてくださいとは言いましたが、考えなくて良いですと言っているわけではないことは理解してください。


自分の頭で考えてください。自分の思いを聞き手にイメージしやすいように伝えてください。


たまに、模擬面接でつかえると「ごめんなさい」と謝る人がいますが、つっかえた事に対しては謝る必要はありません。


謝るということは、事前に暗記してきた内容を忘れてしまって、その通りスラスラ言えなくてごめんなさいと言ってるのが実情です。


つっかえても、自分の言葉で話していれば、聞いている側はきちんと聞きます。

 総合的質問・機転が利くとは





模擬面接時に気分で
じゃあ、自己PRしてくれる?
じゃあ、自己紹介して頂戴
何か面白い話してくれる?
あなたの魅力をアピールしてよ
時間あげるから話したい事話していいよ
等々の質問をします。


目的は、こういったことに対してとっさに臨機応変に対応できて、おもしろい内容のものを、自由に・のびのびと話せる人が、面接時に「お~」と言えるような面白いものを話す・提案する・演じることができる人だからです。